雑感1.
小学校で
「英語」が必修になるという。ケッコウなことだ。
当然、子供の方が「英語」に対する抵抗感も少なく、早いうちから英語に触れることで身近なものとなることと思う。また、現在のように「収入格差」が大きくなると、「カネのある家」と「無い家」の格差も大きくなるから任意の「英語教育」にも当然ながら「格差」が生まれるであろう。それを補う為にもいいことだと思う。
しかし、問題は、こういう場合
「日本語(母国語)を軽視する」傾向があることだ。
昨日のマスコミ等では、早速、「日本語か英語か?」などの論調が目立つ。
しかし、こんな
「論調自体がおかしい」のである。
当然、「日本語を大事にする」というのは大前提であって、「何をいまさら・・・」と筆者は思っている。
TV等では「帰国子女」と言われる人がタレントとなって出演している番組が多々あるが、「英語はしゃべれても日本語は話せない」なんていう「?」な人間もいる。「英語が出来れば国際人」などと簡単なことをヌカすバカもいるが「大間違え」である。
「母国を理解したうえで・・・」と言うのが当然の国際人であり、母国を知らぬ者のことは「無国籍人」と言うのである。
だいたい、米国や英国に行けば、幼稚園程度の子供でも「英語」を話すし、地方に行けば「訛り」もあるのである。
何が
「正しい英語」なのか?。そちらを教えてもらいたいくらいである。
雑感2.
姉歯氏の
「妻」が自殺されたという。
それも、他人様の車の「サンルーフ」を突き破り、車内で死亡したらしい。
死してまで、見知らぬ人の財産に傷をつけてしまったようだ。
しかし、今回の事件の真相があやふやになりそうな雲行きの中、少なくとも今の段階では、一身で批判・中傷。そして処分を受けている姉歯氏。何処まで地獄を味わうのであろうか?。
本当の
「ワル」は今もどこかで笑っているのではないだろうか?
雑感3.
松本智津夫被告の
「死刑」が確定的になったと言う。
今回は「控訴趣意書」と言う書面を提出しなかった為、実質審議はされず
「手続き」としての確定らしい。当然、担当の弁護団は裁判所を非難する声明を発表したようだ。
筆者は法曹関係者ではないし、事実かどうかを確認する術も持たないが、新聞を見たり、他の事件の報道を見ると、この「弁護団」自体に被告人の代理という意識は少なく、
「死刑制度反対」の主張・運動の一環としての活動と思われる節がある。
先日、山口県で起きた「母子殺人事件」の控訴審を「欠席」した弁護士の方も「死刑制度反対」の方らしい。
もちろん、「殺人」を厳しく禁止し、罰則まで設けている「法律」によって「人を殺してもいいのか?」という疑問や「犯罪抑止力とはなりえない」という主張があるのも知っている。
しかし、結果として、「真相」を闇に葬り去り、被告人に「死刑」の判決を甘受させ、また多数の人の
「被害者感情」など顧みないで、
「正義の味方」であるはずの
「弁護士」に対する、一般国民の
「不信感」を増大させたのではないだろうか?。
こういう行為をしても彼らは何の罰則も無い。
「ひまわりと天秤」の弁護士バッジが泣くよ!と思うのは筆者だけであろうか?。

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