本日、イラクへ派遣されている自衛隊
「復興支援活動部隊」の撤収が決定した。
何はともあれ、無事に任務を遂行し、つつがなく帰国の途につけることが濃厚になってきた。
現地に赴いた方々だけでなく、自衛隊関係者・外交関係者、或いは民間の関係者、すべての方に
「お疲れ様でした」と言いたい。
彼らは
『「戦争に行った」のではなく、「イラク戦後復興のお手伝い」に行った』のである。
しかしながら、武装集団からの謂れのない攻撃や、思想を異にする人たちからの批難の声も浴びた。
それでも、彼らは
「イラク国民の為に」、日本を代表し、或いは日本国民の
「良識と博愛」の気持ちを代表し、危険を伴う活動を行ってくれたのである。
我々、一般庶民、いや国民全員が彼らの帰国を歓迎し、そして
「日本人としての誇り」を持って、彼らが「イラク国民の為」に活動したことを胸に刻みこみたい。
名もなき「自衛隊員」こそ、我々の「尊敬」すべき人間である。
もちろん、今回の戦争へ至った経緯や政治的信条、法律的な問題があるのは承知している。
しかし、それは
「政治家」へ向けての主張・疑問の質疑応答で行えばいいことである。
現地で活動した彼らにはいささかの「疑念」や「不信」を持つべきではない。
政治家にも言いたいのだが、
「批判があるのなら甘んじて受ける。しかし、危険を伴うイラクの地で『イラク国民の為』に活動した自衛隊の諸君には、惜しみない拍手で迎えて欲しい!」と見栄を切れる人物がいないのだろうか?。
与野党共に、すべての事象を「政権維持の道具」「政権奪取の種」と捉えているようである。
淋しい限りだ。
翻って、本日、このニュースを伝えたある放送局のキャスターは、「日本が引き上げれば、現地のイラク人、約900人が職を失うので、撤退が完了するまでに反発が起きて、一悶着あるかもしれない」ってな意味のことを話していた。
まさに、
「天に唾する」発言である。
このキャスター、イラク攻撃が始まった時に、どういうスタンスで発言をしていたのか、筆者は知らない。
しかし、時の政権が決定することを批判するのはあまりに簡単なことだ。
いや、今回の発言は「批判」と言うほどのレベルにも達しない「言葉のあや」・「揚げ足取り」程度の、言ってみれば呑み屋でオヤジどもが酒の肴にしている会話のレベルだ。
東京キー局所属のアナウンサーキャスターがこの程度の発言とは、日本の
「ジャーナリズム」もお寒い限りだ。
また、いつもの事ながら、時代感覚といい、世界の動きに対する感覚といい、自分達だけが正しいと思っている、まるで「カルト的」政党の女性党首も、小泉批判の談話を述べていた。
くどいようだが、筆者、
「人それぞれいろいろな考えがある」事は否定しないし、議論を戦わせて、その結果、物事が向上していけば良いことだと考えている。
しかし、かの政党だけは
「浦島太郎」のように、いにしえの時代の「負の遺産」とさえなりつつあるのではないだろうか?。
「護憲!護憲!」と騒ぐわりには、9条以外の「憲法違反状態」には口を挟まない。あの政党が言う「憲法」とは「9条」だけなのであろう。
筆者、そして、
「志願」で戦争に行った筆者のクソオヤジでさえ「戦争はいやだ。二度と戦争はしたくない」と思っているのである。
世間、いや世界では「戦争をしない為にはどうしたら良いか?」を考え、行動しているのに、「戦争反対!」と声だけ上げていれば「戦争は無くなる」とでも思っているのであろうか?。
国民はバカではないから、黄色い声を張り上げても
「ダメなものはダメ」と分かっていて、かの政党から離れて行って、今の没落状態があるのではないだろうか?。
いや元々
「社会主義」の政党であるから、仮にも、自分達が政権を取れば意見の違う連中は皆
「不満分子」として
社会から抹殺していくつもりなのだろうか?。
その一つの事象として「朝鮮半島を代表するのは北朝鮮のみである」と言う思想から、韓国に対してはその存在すら認めようとせず、
「日本人拉致事件」発覚後も十分な自己分析、謝罪もせず、あの「S田Y子女史」でさえ、呆れかえって、議員の職を辞したのではなかったか?。
今回の「イラク派遣」問題でも「犠牲者が出なくて、残念!」とでも思っているのではないか?。
イラクの問題からは少しハズレてしまったが、筆者の言いたいことはこういうことである。
『自分の意見を主張することはケッコウだが、人それぞれ
「考え方」・「主義主張」があることは認めなければならない。』
コレが出来ない人は
「尊敬」どころか
「軽蔑」される人間になってしまうと思うが、皆さんのご意見はどうだろう?
アタシは正々堂々と受けて立ちますよ!。
特に、F島M穂さん、是非コメントいただきたい!。

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