筆者の地元を走る
「京浜急行電鉄」。
地元民には無くてはならない、「足」である。
また、ウチのズワイは「京急ファン」で、某雑誌に投稿までして、京急を応援している。
しかし、筆者はこの「京浜急行」が大嫌いだ。
というのも、筆者の地元、大田区内では、この京急、ほとんど高架化されておらず、あちこちで
「渋滞の元凶」となっているからだ。
もちろん、高架に出来なかったのは京急社だけの責任ではないとは思う。
地元民の反対や用地確保の問題等に着工困難な事情があったと聞いている。
しかし、それだけでなく、「地元民軽視」と思われることが多々あるのでキライなのだ。
特に、現在、羽田空港への直接乗り入れを果たし、
「ドル箱路線」を確保してからは、地元民にとって、非常に不便で邪魔な路線になった。
まず、京急蒲田駅から空港方面に分岐し数百メートルが
「単線」であること。今に始まった事ではないのだが、分かっていながら、ここに運行する電車を増発したものだから、電車のすれ違いがうまくいかず、駅の手前では必ずと言っていいほど電車が「信号待ち」の為に止まってしまう。
その結果
「第一京浜の踏み切り」の遮断機が降りている時間が長くなり渋滞の原因になっている。
また、空港方面と品川・日本橋方面、言ってみれば上りと下り以外に、「横浜方面直通」があるために「不自然なダイヤ」が組まれ、空港線だけでなく
「本線」の踏み切りも閉まっている時間が長くなり環状八号線などの慢性渋滞に拍車をかけている。
最近は、ラジオの交通情報で「南蒲田交差点(第一京浜と環八の交差点)、(立体交差)工事の為に○キロ渋滞」と放送されるが、アレは「工事の為」ではない。「京浜急行の踏み切りが開かない為」である。
この環八の踏み切りは数年前、当時の森総理が
「開かずの踏み切り」の代表として査察に来たほどだ。
そして、この渋滞間違いない道を、
「JR蒲田」の向けて、同じ「京浜急行」のバスが走るのである。当然、時間帯によってはバスは動けなくなるわけで、バス自体は「自業自得」だが、乗客にとってはたまったものではない。
JR・蒲田に向う路線は、他の会社のバスが走っていない
「独占路線」だから、「他の会社のバスに乗る」という抗議の意志を示すわけにもいかないのだ。
「渋滞がいやなら京急を使え!」と言われているようで、気に入らない。
こんな一地元民の叫びなど「空港乗り入れ」で利益を上げている大旅客鉄道会社にとっては、痛くも痒くもなかろうが、それがまた面白くないのである。
高校時代、京急でなく
「JR・東急蒲田駅」を利用することになって以来、大キライな路線である。
地元に愛される「私鉄」であって欲しいものだが、いまだに好きになれない。高架が完成し、第一京浜や環八の渋滞が解消されれば?・・・・・。
「JR蒲田駅」まですんなり行けるようになるだろうから、JRを利用するだろう。


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