ウチで箱根駅伝をTV観戦していたが、独走すぎて面白くない。
昼からは浅草に出て
「東洋館」で初笑い。
普段は色物専門のハコだが、正月だけは落語もかけるのである。
ここ数年、初笑いは東洋館・・・というのが定番になりつつある。
チケットを買って木戸をくぐると高座には、当代・三平師が。
初笑いが三平師では嬉しくないので、一旦、待合室に出る。
しばらく待つと、三平師の高座は終わったようで、あらためて入場する。
すると高座は、漫才・ホンキートンク。
まぁ、三平師での初笑いよりは・・・・・。
そして、落語の方は、一之輔師、小朝師、市馬師と人気者・実力者・大看板が続く。
トリの前は、艶やかなお姿の
小円歌姐さんの三味線を聴いたところで、珍しい展開に・・・・。
先ほど高座に上がった一之輔師が太鼓を持って登場。
小円歌姐さんの三味線に合わせて一之輔師匠の太鼓・・・・という、おそらく、今後は目にできないであろう貴重な高座を拝見することが出来た。
こういう姿を見ると「落語家は落語だけでなく修行の中で周辺の芸を身につけている」ということを実感する。
トリは権太楼師匠で三部が終わり、四部に。
こちらにも、白酒師、たい平師、歌司師など人気者や上手・実力者に笑わせていただき、トリは大人気の喬太郎師。
ネタは珍しい「擬宝珠」。
筆者も初めて聴くネタであった。
ハネたあとは同じビルの1階にある
「浅草演芸ホール」へ。
二階席で立ち見ではあったが、金馬師匠や、筆者が好きな落語家のお一人、一琴師匠の落語を聴いたところでちょっとふらついてきたので撤収。
このあと、筆者が大好きな漫才
「笑組」の出番があったのだが、残念・・・・

。
外の空気を吸って、観音様に初詣。
気分も回復してきたので「どこかで

パイイチでも・・・・」と目論んだが、どこも満員。
久しぶりに目的もなく浅草をぶらぶらしたが、お腹が空いてきたので、台東区浅草1-1-1にある
「神谷バー」へ。
入店が8時近くになってしまったのだが、入店と同時に「ラストオーダーになります」と言われてしまう。
それでも、入店し、この店では当たり前の名物
「デンキブラン」をひっかける。
そして、ビールは寄席で呑んでいて飽きてしまったので2杯目には白ワイン。
ツマミは、お腹が空いていたし、正月料理や海鮮類にも飽きてきていたので・・・・「ハンバーグステーキ」。
「肴」というより「食事」に近いしっかりとした西洋料理

。
これが今年の
「初外呑み」だった

。

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