この日は、今年「初めておカネのもらえる仕事」

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そう。今まで見積や現場調査はあったが受注に至らず「収入がない」状態だった。
しかし、やっと1件の鉄骨小規模工事を受注し、本日、納品及び取付け作業だった。
モノは店舗正面の点と下地の鉄骨。
以前、茨城県内に鉄骨加工工場を持っていた筆者、未だに「鉄骨と言えば・・・・」と言うことで声をかけてくれる業者がいるのである。
今ではその鉄骨工場は閉鎖してしまったが、この日は20年以上前からの知り合いで同業界の先輩に依頼して納品にこぎつけた。
バス通り沿いなので材料と道具類をトラックからおろしてコインパーキングへ。
まずは、本体の取付前に墨出し(取付位置のマーキング)や取付用のケミカルアンカーの打ち込み。
そして・・・・
この日一番の「力技」。
H鋼を担いで持ち上げる。部材が小さいので70s程度なので何とか持ち上げられた。
ここで昼メシ。
久しぶりの現場なのに、この日に限ってべらぼうに寒い。3月も中旬だというのに真冬に逆戻りしたようだ

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筆者は「現場監督」的な立場なので足の裏から冷えてまいった・・・・
そんなわけでこの日は近くの蕎麦屋にて。
普段は冷たい蕎麦しか喰わない筆者だが、この日は温かい「鳥南蛮そば」。
出された鳥南蛮、当然「南蛮」なのでネギがたっぷり入っていて熱いツユにあおられていい香り。
蕎麦はなかなかウマい蕎麦。
そしてツユはけっこう辛め。これは嬉しい味。ここに山椒が目立つ七味をふりかけて温かい蕎麦を手繰る。
鳥南蛮であるからして鳥肉もタップリと入っていてボリューム的にも満足。蕎麦の量もけっこう多い。
蕎麦をすべて手繰り終わり、ツユマでは飲まないが、かなり体が温まり全身が生き返ったよう。
お茶のおかわりもいただいて、ちょっとだけ食後のゆったり気分。
午後はまた現場に戻る。
メインのH鋼に取付けるテント用の細かい部材を現場加工。数ミリの調整をするのである。
これは鍛冶屋さんの「腕の見せ所」。
おかげさまで「1日では厳しいかな?」と思った作業も順調に進み1日で完了。
今年の初仕事、無事に完了したのであった

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