昨日、3日は恒例の「浜祭り」には欠席。
自宅でデスクワークなどをしていたのだが、午後から野暮用で川崎へ。
野暮用を済ませて、京急川崎駅からから府中街道沿いに多摩川土手方面に歩いて6〜7分のところにある人気の蕎麦屋へ。
平日だと行列を作るほど人気の店だが、日曜日は休みなのでなかなか顔を出すことが出来なかった。
しかし、祝日は営業しているということで足を向けてみる。
幸いに、訪れた際には行列は出来ておらず、すぐに暖簾をくぐり店に吸い込まれる。しかし、店内に入ると男女2人組が待っている。
ただ、すぐにそのカップルが案内され同時に筆者も案内され待ち時間は「10秒」。
店内は狭いくらい。20人も入ればいっぱいになってしまうのではないだろうか?。
案内されたテーブル席に陣取り、当然のように「瓶ビール」。
しかし、実はこのビールが10日ぶりの「アルコール」。
10日も酒を断ったのは18年ぶり

。
瓶ビールのおとおしは肉豆腐。これが実にウマい

。昼呑みに期待が持てるのである。
肴には「蕎麦豆腐」を注文。
おとおしを突っついてビールを呑んでいると「蕎麦豆腐」の登場。
コチラの品、いかにも「酒の肴」といった趣向で、蕎麦の香りがふんだんで若干、ねっとりとした舌触りが絶品。
筆者は日本酒はいけない口なのだが、ビールではなく日本酒で・・・・とシャレ込みたい肴。本来は「そば焼酎」などを傾けたいのだが、体調不良により医師から「自制せよ」というご命が下されており、アルコールはこのビール1本のみ・・・・という筆者らしくない昼間酒。
涙を呑み、蕎麦に。
注文は、コチラの店の名物と言っても良い
「きざみ鴨せいろ」。
待つこと5分ほどでそばが提供される。
やや多めの蕎麦に小さめの蕎麦猪口。その中に細かく刻まれた鴨の肉と食欲をそそる脂、そして鴨と言えばネギが入ったツユ

。
ただ、猪口が小さめなため、鴨肉もネギも少なめと言ってよいかもしれない(ダジャレではない)。
「鴨せいろ」の場合、若干大きめの蕎麦猪口や小鉢に近いもので提供される場合が多いが、蕎麦と同時に鴨肉も手繰るにはちょっと使いにくく食べにくさも感じる。
それでも、鴨ダシたっぷりのツユにつけて手繰った蕎麦は、コシがあって美味い蕎麦で、特徴あるツユに負けていない。
また、そのツユは、おいしい鴨ダシのツユですが味自体は決して濃くはないが、鴨の脂が際立つわりには上品な味わい。
蕎麦のボリュームはけっこうあって、手繰り終えるとかなりけっこうな満腹感。
そして、〆には「蕎麦湯」。
コチラの蕎麦湯はサラッとしたもの。
鴨ダシたっぷりのツユに蕎麦湯を注ぎ、ツユの旨みと同時に蕎麦湯を楽しむ。
体調の問題で、アルコールはビール1本で終わらせてしまったが、美味しそうな酒肴が用意されている蕎麦屋なので、体調が戻った折には、蕎麦は当然として「ウマい肴で美味い酒」を楽しんみたいものである

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