テレビに一言、サンキュー!僕はロビーにとぶ。
「すいません!この辺りに200段の…」
広島出身の吉川晃司さんをイメージしてホテルを飛び出した僕はその200段を登っている。急階段の果てにたどり着いた丘の頂は小さな墓地である。呉港が眼下に広がる!
さて…下りるとするのだが…
これは…ちょっとした崖?登る時は壁みたい。下りる時は崖みたい。見て!階段急過ぎるのか、途中から階段、よく見えなくなってるでしょ。1人、女子小学生が登ってきてる。ここに住んでんだろうなぁ。忘れ物しちゃったら取りに行くのも大変だわ。
この辺りは丘陵地帯!この200段の他にも100段階段もあると聞く。確かに周りは急傾斜の住宅地だらけ。他の階段も登ってみる。
ちょいと…ちょいとお前さん…このお家なんか敷地の横、もう崖ですよ!どっかで見ましたよ!こういうシチュエーションのお寺!
そんな住宅地階段のそばにあるのが、尾道にもありました、こんな警告!
【急傾斜地崩壊危険区域】《広島県》
………うん…。でしょうね。


7