皆さん、こんばんは。鎌倉です。暖冬とはいえ、寒い日が続きます。歩いて帰るにも寒い中、横を走るタクシーについつい乗せてもらいたくなるこの頃ですが、今日はこんなお話。
2005年九州は福岡県某田舎町にて。その日も無名塾の公演を終えて先輩二人とホテルに向かう為、タクシーを呼ぶ。先輩二人は後部座席に僕は助手席で行き先を告げる。
「(乗り込んで)すいません!センターコートホテル迄お願いします。」
「(運転手)センターコート・・センターコー・・んー・・」
「(あれ?運転手さん、ホテル分からないのかな?)」
「分かった・・」
「(知ってんのかよっ!しかも何故、客商売なのにタメ口・・。)」
街灯の少ない田舎道をタクシーは走りだす。淋しい町だ。ホテルの周りは何もないのではなかろうか。
「(僕)すいません・・ホテル行く迄の途中にコンビニかなんかあったら寄ってもらえますか?コンビニありますかね?この近く・・」
「(運転手)コンビニ・・コンビニ・・・・・・・・ある・・。」
「(いや、だからそんなに考えなくともあるんでしょっ!しかも何故またタメ口・・」
コンビニに寄ったあと、無事ホテルに着き、タクシーを降りた僕に先輩二人が一言。
「後ろから見させてもらったけど、いやぁ面白いやりとりだったよ!」
・・・・・ほんと大変だったんですから。会話・・。

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