鎌倉太郎のプロジェクトＢ

皆さん、ご存じでしょうが、能登が大変な事になってます。僕はブラボーカンパニーの役者であると同時に無名塾の役者でもあります。無名塾にとって能登半島の七尾市はとても親しい関係にあり、昔から無名塾は能登で合宿を行なってきたし、東京・地方含めて半年にもおよぶ無名塾公演は必ず、能登公演から始まります。時には能登で一ヵ月にもおよぶロングラン公演を行なったりするわけで、当然町の方とも親しくさせて頂く事になります。町の小さな商店街に買い物に行くと、塾の役者さんですね！とか言って、喜んで(？)頂いたものです。静かな田舎町に無名塾ジャンパーを着た身長180cm前後(中には186cmや、190cmなんて後輩もいたなぁ。ちなみに174cmの僕は身長で言えばワースト2か3です。チビ扱いですわ。)の金髪や長髪の若者が歩くわけですから、妙な光景です。田舎特有ののんびりした気持ちのいい人達ばかりで、随分僕もお世話になったもんです。しかも能登には和倉温泉という大きな温泉町があり、ニセおんせん先生から言わせると、地震などによる地殻の変化で温泉がでなくなる場合もあります！そうなってなければ良いのですが・・。その能登の惨状をテレビを通して見るにつけ、今年の秋からの塾公演『ドン・キホーテ』で塾がいっちょ、被災地盛り上げないと！と思うのでした。