おはようございます!昨日はすみません。書いてませんでしたね。昨日の夜、帰ってきました。
撮影はあっという間に終わりました。セリフはほんの一言ぐらいしかなく1分でてるかでてないかぐらいです。その為だけに、わざわざ映画製作側は僕の交通チケットをとって、宿を用意し、ご飯を食べさせてくれるわけです。なんとも映画とはお金のかかるものです。逆にそれだけの事をしてくれるわけですから、しっかり芝居せねば、と勝手にプレッシャーを感じるわけです。
果たして僕の演技はどうだったのでしょう?いつものごとく極度の緊張。いや、この緊張、僕が駆け出しの若手なら僕も気にしないが、もう34歳。無名塾12年目です。それなりの演技と落ち着きがあって当然の歳ですが、僕は緊張からかセリフが早口になる。自分でもなんでこんなにマシンガンのようにしゃべってしまうのかな、と反省。監督は
「少し早すぎて聞き取りにくいところがあるから、もう少しゆっくり言おう。」と注文。主演の片岡孝太郎(たかたろう)さんには静かに
「大丈夫だから…」
と声をかけられる始末。お二人のやさしい言葉もなんだか子供扱いされてる気がして情けない。孝太郎さんとはそんなに年も3つ4つしか違わないしなぁ。この緊張、どうやったら克服できるのか。いまだわからず。鼻のしたが妙に可愛い麻生さんは静かに次のシーンの自分の芝居の復習をしている。一番最近放送された「時効警察」はつまんなかった、と麻生さん。
外はいい天気。情けない僕。青い空。白い山。


1