『イッツ・ア・スモールワールド』という歌がある。皆さんご存じだと思うが
「♪世界中、どこだって笑いあり、涙あり…」
で始まる素敵な歌。素敵な歌はあまり好きではない僕だが、この歌には妙に魅かれる。
ディズニーランドにも、この『イッツ・ア・スモールワールド』のアトラクションがある。世界中の人形達が、世界中の言葉でこの歌を歌う中をボートが進んでいくというもの。まさしく夢のような素敵な空間だ。
しかしこの歌、僕だけかしら?素敵であればあるほど何かしらの切なさや悲しさを感じるのだ。あの歌詞の裏側にある、『そういう世界であって欲しい』という悲痛なまでの声を感じる。あの歌声は先進国の子供達の声というより、発展途上国の不遇な子供達の声に聞こえて、切ないのだ。
歌とはおかしなもので、楽しくかっこいい歌が、好きになるとは限らない。「この歌聞くと、妙に切なく悲しくなるのに」好きな歌もある。
僕にとっては『イッツ・ア・スモールワールド』

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