鎌倉太郎のプロジェクトＢ

体が痛い…。東京公演以来、10日振りに筋トレを開始。ストレッチをしてのランニング・腕立て・腹筋・背筋。何気に効いたのが、腕立て伏せ。腕立て終わってから、片手逆立ちに挑戦しようとするや、いなや、体を支えてた右腕が耐えられなくなり、思わず顔から落ちそうに…ふー。危なかった。
年をとると、筋肉痛が2,3日後にくるというが、僕はもうその日の夜には筋肉痛。そんな筋肉痛にオレもまだまだ若いじゃん！なんて喜んでる事自体、おっちゃんよ！『若い』というワードに喜び感じるところが、すでにおっちゃん！？まあ、いいか。
さて、神戸公演も2日目を終え、帰り支度の整えた僕は劇場玄関で帰りのタクシーを待つ。そばのベンチには同じくタクシーを待っている先輩が腰掛けてる。傍らにはあの、関西弁を喋る自販機。
喉に渇きを覚えた僕は、タクシーが来るまでの間、この自販機で紅茶を買おうと試みる。
「（僕）あ、この自販機知ってます？ちょっと面白いんですよ。」
「（先輩）え？何？なんかあるの？この自販機？」
「（僕）ええ。ちょっとね…。こうやってお金入れて…。」
チャリン。チャリン。
「（僕）こうやってボタン押すと…。」
ビー。ガタンガタン。
｛（自販機）…………。｝
「（先輩）え？これがどうしたの？」
｛（自販機）…………。｝「（先輩）普通じゃん。」
｛（自販機）…………。｝「（先輩）これがどうかしたの？」
ええっっ！！なんでお前喋んねぇんだよっ！
｛（自販機）…………。｝