今日は今度やる舞台の役者の顔合わせと飲みである。この後、11月の下旬、僕は東京は恵比寿で舞台をやる。無名塾でもブラボーでもないユニットだ。1年半前にやった『おんせん先生』のチームである。有り難い事に今年の春頃、お声をかけて頂きまして、やらせて頂く事になりました。その稽古期間も含めた結果、『ドライビング・ミス・デイジー』は9月いっぱいで僕は旅を離れ東京で生活を再開する訳である。
メンバーは今回から参加の方も何人かはいるが、大半が前と同じメンバーである。1年半振りに再開する訳だが、僕の変わり様は皆を同じリアクションにする。
「鎌倉さん!?どうしたの?凄いヒゲ!っていうかオカシイよ、その風貌!」
中には『おんせん先生』を前回観た参加者は…
「え!?ほんとにおんせん先生やった人ですか?やった人なんですよね?」
ははは…。確かに1年以上伸ばしたヒゲに、伸びっぱなしの坊主頭、ソリコミのせいで異様に短い前髪…ま!ま!センスのかけらもない風貌ですわな。このてのコメントはね、よく言われるのよ。2年程前にやった『大洗に星はふるなり』を観に来て下さった役者のマギーさん、後に偶然お会いした時、挨拶すると僕だと気付かない。後からブラボーの座長から聞いた話しによると、マギーさん
「あれが鎌倉君!?あの玉木宏をやった…全然分かんなかったよ、浮浪者かと思った。」
僕ねぇ…本当、普段ひどいのよ。普段カッコつける余力あるなら舞台にまわしたいの…とこれは自分勝手な言い訳かしら?でも舞台本番の頃には髪も伸びてヒゲもサッパリ!カッコイイ鎌倉さんで行きましょうよ!ねぇ!
「(今回の脚本兼演出)あ!鎌倉君さぁ!そのヒゲ、面白いから芝居終わるまで剃らないでよ!」
え……!?また…。そしてまだ…。

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