「(川村さん)で、ですね…島原の宿は僕と鎌倉さん、進藤さんの三人部屋らしいんですよ。」
「(僕)お!やったじゃん!」
「(進藤さん)いや、あなたは『やった!』かもしれないけど、俺は個室の方が良かったから…」
「で、どういう風にして寝る場所を確保するか、ですよ。場所取りの問題です。」
「(僕)そんなん簡単じゃん。俺を真ん中にして君ら二人で俺を挟んで寝なさいよ。」
「(進藤さん)俺、今軽くちょっと引きそうなんだけど…」
「(川村さん)進藤さんの気持ち、僕も佐賀で味わいましたからよく分かります。」
「(僕)島原の夜だけは!三人で過ごすこの夜だけは、俺は最高に過ごしたいんだよ!」
「(進藤さん)だから何なんだよ!?それは!?」
「(川村さん)で、僕の記憶が正しければ島原の三人部屋は、和洋折衷の部屋で、『ベッド、ベッド、和室』となってるんです。」
「(進藤さん)じゃあ、分かった。俺と川村さんがベッドで寝て、鎌倉さんは俺と川村さんのベッドの間の溝で寝る、ということでいいんじゃない!?」
「(僕)わーい!そうすれば君ら二人に挟まれて僕は溝でって!おいおいっ!!」
「(川村さん)和室はみんな共同の憩いの場所という事にして!」
「(僕)ま!『ベッド』だけにね。」
「(進藤さん)おい、コイツ、もう『何かに引っかけてボケる』という事すら放棄してんぞ。」
「(川村さん)鎌倉さん、なんでそんなにテンション高いんですか!」
「(進藤さん)朝、ホテル出発する時は機嫌悪そうだったんだけでなぁ。」
「(川村さん)ホテルからこの劇場来るまでにご機嫌ナナメが治っちゃったんですか?」
「(僕)ご機嫌ナナメはまーすぐに…って俺はタモさんか!っておいおいっっ!」
「(川村さん)佐賀でお笑いオンエアバトルで『ものいい』のコント見てからずっとこうなんですよ…」
「(進藤さん)俺にあとちょっと忍耐力がなければ今頃、殴ってんな…。でもあれだよね…旅もいよいよあと5ステだね。いよいよカウントダウンだね。」
「(僕)さぁ〜て!TOP3の発表だよぉ〜ん!今週は3曲中、2曲がランキング入り!か〜うんとだう〜ん!」
「(進藤さん)今、この場で『カウントダウンTV』のモノマネをしてもくじけないとは…あんた…ハート強いな…もし今、サーモグラフの監視カメラでこの楽屋を映したら、鎌倉さんだけ真っ赤で、俺と川村さんは真っ青に映ってんだろうな…」


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