『爆弾処理班』
言わずとしれた危険な職業である。その危険さ故にしばしば映画では登場する。爆弾処理班が爆弾処理をしてるシーンはいつも胃が痛くなる思いである。自分がもしあの立場だったらどっちのリード線を切る?いや…果たして切るだけの度胸はあるか…。なんて。
実際の本職の方達は日々どのような訓練や勉強をしてるのかな、なんて考える。しかも映画で見る限りでは班といってもたいてい処理を実行してるのは一人だし。まるでゲームのようにカウントダウンを始める時計を前に決して多くはない限られたタイムリミットの中で一瞬の間違いも許されない処理をしていかなくてはならない。
《鎌倉!お前、この爆弾を処理出来るか!?いや、お前に処理を命じる!》
例え僕が爆弾処理のエキスパートとして訓練を受けてたとしても、例えそれが仕事だとしても簡単に
《はい。いいですよ。》
とは言えないだろうなぁ。しかも習った通りの仕掛けが出る訳ではない。そもそも『仕掛け』というのはどのような『仕掛け』であれ、相手をダマす為のものである。相手に見破られるようではそれは『仕掛け』ではない。『仕掛け』も日々、進化していくだろうしどういう勉強をしながら処理班の方達は毎日を過ごしてるのかなぁ、なんて『ダイハード』を見ながら思うのである。

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