《♪シャララランラ〜歌を歌おう〜♪》
は!?僕はふと気づく!
ドラえもんの歌を歌いながら自転車を跳ばす小春日。いつの間にか
《♪空を自由に飛びたいな〜♪》
ではなく、新しいドラえもんの歌が体に染み付きつつある自分の対応力に驚愕する。
先日録り溜めした『ドラえもん〜のび太の新魔界大冒険【7人の魔法使い】』を見ていた。もしもボックスで魔法が使える世界になるのが、この映画の舞台設定。
空き地で野球を楽しむ子ども達。ピッチャーは投げた球を魔法で沢山増やし、バッターも魔法でバットを増やして球を打つ!外野手は魔法で球をキャッチしている。
これ…
野球やる意味なくない!?鍛えぬいた肉体を駆使して、投げて、打って、走ってこそ野球でしょーよ!それがスポーツの意味でしょーよ!魔法で投げて、打って、取っちゃ、もはやスポーツしなくてもいいんじゃないか、なんて意地悪な大人ツッコミで、もはやドラえもんを見てしまう!いかん!そんな見方じゃダメだっ!もっと純粋に子どもの目線で!
魔法使いのヒロイン、美夜子(みよこ)さんと、いつもの5人のメンバー(ドラえもん、のび太、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアン)の6人は魔法のじゅうたんに乗り込み、敵の攻撃をかわしていく!
これ…
めっちゃ怖くない?よく考えたら魔法のじゅうたんって、ベッドぐらいの大きさか、広くて四畳半くらいの大きさだよね。そんなたった四畳半くらいの大きさのじゅうたんが何百メートルもの高さまで上昇して高速で進むと、これ、本当に乗ってとしたらめちゃくちゃ怖い!しかもじゅうたんはつかむ所もない!まだ、ホウキの方がしがみつき、つかめる分だけ安全な気がする!
高い所が苦手な僕は魔法使いにはむかないのか!?だから、いかんって!子ども目線で見なくては!ピーターパンでも子ども達は空を飛ぶ。僕は大人になって飛べなくなったんじゃない!もともと飛びたくないんだ!おそらく。

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