大阪!ついに来ました!最終地!全105ステージの105ステージ目!去年の夏の稽古が懐かしい!今日がラストステージ!明日からプータロー!
最後の舞台を精一杯頑張りましょう!
ホテルに着く。まず荷物を部屋に置いて劇場に!
「鎌倉太郎様でございますね。こちら明日の朝食券も入っておりますので。」
フロントで部屋鍵の入った封筒を頂き部屋へ。あ!ここね!僕の部屋。さてと、部屋鍵…部屋鍵…と…あれ?
《なんでやねん!》
「(僕)あの…封筒に朝食券しか入ってなかったんですけど…」
「(フロントの受付さん)大変申し訳ございません!失礼しました!」
〜
さてと無事荷物も置いたし劇場に向かうか。
「Excuse me…」
「(僕)?」
「Where is This hotel?」《なんでやねん!わしゃ日本人やがな!》
「(僕)おぅ!ディス ストリート…ゴー、ストレート…アンド、ターン、レフト!」
「Thank-you!」
〜本番中、客席から舞台にかかってるはしご階段に腰かけながらベンブォーリオ(僕)とマーキュシオ(松崎さん)との会話のシーン
「(ベンブォーリオ)ロミオ宛てに手紙をよこしたそうだ。」
「(マーキュシオ)挑戦状だな!ぜっ…【ドーンッ!】」
マーキュシオの腰かけてた階段が舞台から外れて梯子階段もろともマーキュシオはしりもち!
《なんでやねん!105回やって104回外れなかったのに!》
「(ベンブォーリオ)はっはっは!おおい!大丈夫か!マーキュシオ!」
〜ラストシーン近く
僕は役を変え、警察官となって仲代さん扮する修道士ロレンス神父を連れてくる。
「(警察官)修道士です!身を震わせ…【ドーンッ】」
仲代さん、セットの柱にぶつかり柱が倒れてくる!
《なんでやねん!セット倒れたらマズイやんけ!》
柱をかかえたまま
「修道士です!身を震わせ、ため息をつき、泣いて…」
嗚呼!神は何故、俺に困難を与える!?わしゃ、天に向かって『願わくば我に七難八苦を与えたまえ!』と叫んだ山中鹿之助かい!
さすが…大阪。今日だけで何回俺に《なんでやねん!》をつぶやかせた!
とにかく終わりました!無事?無事としときましょう!見に来て下さった方々ありがとうございました!ベンブォーリオ共々、御挨拶申し上げます!


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