ここ2週間、僕は池袋の新文芸坐という映画館に通いつめている。というのも今月7日から今日20日まで約2週間に渡って『仲代達矢映画祭』と題して仲代作品が27作品上映されているのだ。日替わりで毎日ほぼ2作品ずつ上映。僕は富山ロケ以外はほぼ毎日1300円払って二本見て帰る。今日は最終日、作品は『春との旅』と『日本の悲劇』。二本とも2010年以降の新しい作品である。
客層は年配の男性が多い。そのせいか、マナーとしては若干イラつく時もしばしば。お年寄りはトイレが近いのか上映中、スクリーンの前を横切りながらトイレに行く。しかも何回か…。暗い中、おぼつかない足取りで階段を登り降り。気になる!
ため息やあくびを声に出してするおっさん!してもいいけど声を殺してしてよ!
と思えば今度はあるおばちゃんがビニール袋をガサガサガサガサ…ま、これに関しては僕もビニールパックのアーモンドを食べながら『炎上』を観てると2つくらい席の離れたおじさんから
「おい!うるさいっ!」
と怒られたから僕も反省の余地あり。とはいえ、帰る際にちらとそのおっさんの顔を見るとまるで肉親の敵でも見るかのような憎悪の目付きで僕をにらんでいたのには正直、こちらも腹立たしい気持ち!これからは布袋持参してお菓子はビニールから布袋に入れ替えとかなきゃ、ダメだな。
さて、今日で『仲代達矢映画祭』は終了ですが、明日から4日間、今度は和田誠監督作品集と題して真田広之さんの主演作品をいくつかやる。僕は個人的に真田さんが大好き。80〜90年代の真田さんの作品をスクリーンで見るのもいいなぁ!『怪盗ルビィ』なんてあるじゃない!まだ二十代の小泉今日子さんと真田広之さん!懐かしい!!

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