《ナーゴ!アァーゴ!ウァァーーゴ!》
初夏の真夜中に響くさかりのついた猫の鳴き声。皆さんご存知、普段のニャーオとはまるで違う不気味な鳴き声。
「(にゃん子)ナーオ!ナーオ!《あたしの事好きじゃないの!》」
「(にゃん太)ナーオ!ナーオ!《好きさ…好きだけど…》」
「(にゃん子)ウヮーオォ…ウヮーオォ!《好きだけど、何よっ!?》」
「(にゃん太)ウヮーオォ…ウヮーオォ…《だから言ってるじゃん…》」
「(にゃん子)ナーオォ!ナーオ!《言ってよ!私の事好きって!私のそばにいるって!》」
「(にゃん太)ナァァァ…《好きだよ…》」
「(にゃん子)ナァァァァーッゴ!《もっとハッキリ言ってよっ!》」
「(にゃん太)ウァァーーゴっ!ウヮーーッ…《好きだよっ!お前のこ…》」
「(わんぞう)ウオォウンッ!《うるせーよっ!!》」
「(にゃん太,にゃん子)……」
「(わんぞう)ウォウウォウウォウっ!!《何時だと思ってんだ!》」
「(にゃん子)ナァァ…《私のこ…》」
「(わんぞう)ワゥワゥワゥっ!!《だからうるせーってっ!!》」
「(にゃん太,にゃん子)………」
「(わんぞう)ワゥワゥワゥ!ウォウ!《みんな寝てんだよっ!》」
「(にゃん太,にゃん子)………」
「(わんぞう)ワゥワゥワゥ!ワゥワゥッッ!《いい加減にしろよ!》」
「(わんぞう)ウォウフッ!《何してんだ!》」
あーあ…猫達、怒られちゃった…。

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