「えー、お会計2560円になります。」
「え?」
成城駅前にある文房具屋さん。個人的にちょいと紙粘土と木工用ボンド、絵筆等を買ったのだが、その会計は僕の想像を遥かに越えていた。勿論、買う以上、値段は気にする。しかし紙粘土は400円という値札が貼ってあったからショックは受けないが、何がそんなに高いの?店員さんがバーコードを読みとるのに筆をくるっと反転させる、と、そこに値札が貼ってある。
【\1500】
え…この筆って1500円もするの…いつも3本で400円くらいの筆を使ってる僕にはこの筆の値段は衝撃プライス!それに…裏じゃなくてもっと分かりやすく値段表記しといてよ!いや、でも例え筆が1500円したとしても木工用ボンドだって商品棚には確か170円て書いてたぜ。しかし打たれたレジには倍の356円の文字、そこにその3つそれぞれの消費税がかかって2500円以上という想定外の数字が弾き出されたらしい。今思えば木工用ボンドの170円てのもその隣にあった1サイズ小さいやつの値段だな…。
「すいません…じゃあ、筆は結構です。」
筆を返品。僕の予想では紙粘土、ボンド、筆合わせて700円〜800円そこそこの想定だったので、なんだかウンザリ。
あのさぁ、こういう事って結構コンビニでもあるんだよね、他の安い商品と同じ棚にあるからそんなに値段変わんないんだろうなぁ、とレジに持ってくと、うわ!高かったんじゃん!てやつ。コンビニのお惣菜やアイスで時々ひっかかる。
こんな時、いつも思う。
【もっと分かりやすく値段を表記してくれ!】
と。買う以上、値段は最重要な事なんだからさ、【よく見たら、ここに書いてある】てレベルじゃなくてしっかりと分かりやすい位置に分かりやすい大きさで。そして最近は商品の内容物も記載されてるから数字が沢山表記されている。その中でも【この数字は値段ですよ!】と分かるように『円』という単位もつけて表記してくれ!そして店員は毎日商品棚を小まめにチェックして、客が値段の誤解を招くような棚の位置に商品を置かないでくれ!
正規の値段が分かっていてもレジを通すといまだに消費税の高さに一瞬戸惑うくらいなんだからさ!こっちは。
色んな企業努力してると思うけど、消費者を思うのなら、企業と店はもっと足元の基礎的で簡単な努力から励んでみてよ!

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