前に『大化の改新』というドラマを見た事がある。仲代さんが出演されてたドラマで、主演が岡田准一君、共演者に渡部篤郎さんや小栗旬君が出てたように思う。
大化の改新は645年だったかな、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ=小栗旬君)と中臣鎌足(なかとみのかまたり=岡田准一君)が蘇我入鹿(そがのいるか=渡部篤郎さん)を暗殺するクーデターである。ざっと今から1400年前のお話。聖徳太子くらいの時代のお話である。
大概の時代劇ものにはそれなりのイメージがある。信長には信長の、秀吉には秀吉の、龍馬には龍馬のイメージが。しかし…
中臣鎌足って言われても、ちょいとイメージが昔の事過ぎて楽しみにくいのだ。織田信長の時代からも更に1000年近く前の事やからね。
「うわー!岡田くーん!鎌足(かまたり)っぽいーっ!」
てならないし、
「渡部さん、めっちゃ入鹿(いるか)に似てんじゃん!」
ともならない!セリフも心なしか江戸時代のセリフよりも若干、現代語っぽい気がするのだが、さすがに1500年近く前の言葉は資料がないか!?
うん…これは、時代劇というより神話に近いね…うん!神話だ!神話として見ると心の中の解決がつきました。

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