市役所のトイレに入った。清掃員のおばさんが清掃している。僕は基本的には小用であっても大用トイレに入る。その大用トイレに入ろうとしている僕にはまるで行く手をふさがれてるようにこのオバサンの背中が見える。自然と僕はオバサンの背後に立つ事になる。
「うわーっ!!」
背後の僕の存在に気づいたオバサンはあり得ないような大声、いや、叫び声をあげる!
いやいや!僕の方がビックリですよ!オバサン!
とはいえ、そのビックリの気持ち…なんか分かるよ!なんかスッゴいビックリする時ってあるよね?雷のようにでっかい音や声がする時よりも、逆に物音一つ立てずに知らないうちにいつの間にか人が立ってたりした時こそ心臓縮みあがるくらいビックリする瞬間!帰ってきてドア開けようとしたら、誰もいないと思ってた暗闇に隣室の人が立ってたりした時、
「うわーっ!!」
僕も発した事あります。

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