NHKの有名なドキュメンタリー番組で肝臓外科医を特集していた。いわゆるラストホープ、最後の望みのような先生。困難な手術を成功させていく。
もう半ば諦めの境地だった患者さんやそのご家族は皆、そろって術後、こう会話を交わす。
「よかったね。」
「うん…よかった…」
涙ながらに交わすこの
『よかった』
て言葉にこっちまで涙ぐみそうになる。こんな時、出る言葉って『よかった』しかないみたい。世界中そうなのかな。そんな時にでる言葉って。
『よかった』て言葉、なんでもない言葉だけどその言葉の素敵さや重さを改めて知る。
夕食の食材を買い出しに業務用スーパーに行く。店内にかかってるのは『トイレの神様』。
思わず涙ぐみそうになる。
これは単に涙腺がゆるむお年頃なだけかな?

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