日曜日は最近、代々木公園に行くんです。で、落語やったりするんです。まぁ、落語と言っても立って喋ってる訳ですからある意味スタンダップコメディですが。
やっぱり人前というのは恥ずかしいものです。なんだかバンジージャンプにも共通するようなところがあるんじゃないかな。『恥ずかしさ』と『恐怖』の違いはあれど。
つまり、目的地に行くまでは勇気百倍、意気揚々と乗り込みます。やったるでー!なんて思いながら。しかしその目的地についた瞬間、怖じ気づいてくるんです。バンジージャンプもおそらく、やったるでー!と思いながら乗り込んでも、ジャンプ台の階段を上るうちに段々怖くなってくものなのでしょう。
目的場所についてもすぐには勇気がでない。だから、とりあえずまず、トイレなんぞに。とりあえず、自販機でお茶なんぞを。トイレを済ましたら始めよう。お茶を一口飲んだら始めよう。すぐに始められない自分にそんな事を言い聞かせながら、やっぱりまだ勇気が出ない。よし、もう一口。ごくり。いや、もう一口!この一口が最後!なんて自分に言い聞かせる。これもジャンプ台の上でなかなか飛び下りれないバンジージャンプと共通する。
でもいつまでも言い訳出来ない。覚悟を決めて最初のひと声を発する!
「え〜毎度、バカバカしいお話をおひとつ…」
喋り始めるとあとは全力でやるだけ。
そんな僕のパフォーマンスを外国の女の人が写真におさめてる。

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