気がつくとブラボー公演が近づいている。忙しくなる前に気になるのは
『船木やドジオ達の水槽を洗ってやる事。』
3月の上旬に洗って以来、1ヶ月半近く経つ。コケもうっすらつき始め、フンも随分溜まってる。水も少し濁ってきた。
よし。恵美ちゃんの産卵の為に買った水草もあるし…。
水槽を洗いました。障害物のレイアウトも変えて、水槽内の模様替えなんかもしてスッキリとした水槽です。新しいお気に入りの場所を探すかのようにドジオや恵美ちゃん達は泳ぎ回っていました。
かのように見えました…。やがて夜になって水槽を見ますと…
幼いザリガニが…弱ってる…。え…なんで。まさか!恵美ちゃん!恵美ちゃんも横向いて倒れてる。他の沼エビ達も元気がない。なぜだっ!
調べてみる!なぜだっ!何がいけないっ!?今まで、エサもやらず、エアーポンプも入れなくても元気に生きてたのに何が悪かったというのだ!
は!もしかして…これか…。検索した結果の心当たりは…
『水草残留農薬』
市販されている水草は農薬を使って育成されてる場合が多いらしい。その残留農薬により、水質に強い魚は生きられても、水質に敏感なエビやザリガニは死んでしまうという!
あの水草…。魚やエビの為にと思い買ったあの水草が…。
急いでもうひとつのバケツに水をはり、水草のない水の中に瀕死のザリガニ達を放つ!6匹の内、4匹が瀕死の重体である。特に妊娠中の恵美ちゃんは深刻である。
ザリガニも恵美ちゃんも相変わらず、横になったまま。生きろ。生きろ。生きるんだ。
あとは彼らの生命力に賭けるしかない。今夜がヤマかもしれない。
心配なまま夜を過ごす。朝が来る。
バケツをのぞく…。
…………。あお向けになった幼いザリガニの死亡が確認されました。その横で…
見事瀕死から生還した恵美ちゃんがいました。母は強いのか。体調は回復している。他のエビ達もなんとか生きている。水草のないバケツでは回復したという事はやはり水草が原因というでほぼ確定だ。
しかし……一言、言いたいのですが……
そんな水草売るなよ!!
確かに受付カウンターに『洗ってご使用下さい』とは書いてたけど何故、洗わなければならないのか、お客に説明してくださいよ!水で軽くすすいで使いはしたが、農薬がついてるんだったらもっとしっかり洗ったよ!てか、検索した結果、水で洗っても簡単に農薬は落ちないって書いてましたよ!そういう事は教えなさいよ!!
皆さん!水草を買う事がある時はご用心を。

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