読一のオタク生活２５年＋

　本当に困るよ。この主人公に、私は全く共感を持てない。
　今週もいきなり、トーマのヘルガへの罵声で始まる。嫌な気分だ。
結局チットを救ったのも、主人公トーマではなく、ヘルガだった。その後、ヘルガがどうして、トーマを認める様な発言をする様になるのか？、まったく訳が分からないね。
それだけ周囲に気を使える少女なら、施設でもうまくやって行けるはずでしょう。いわゆる自閉的で、他人が見えない、気にしないから、やっかいな存在だった訳でしょう？。ここら辺、上手く説明がなされていない。
　後半は、もっと嫌だ。まず人物作画がレベル・ダウンしてる。それは、しょうがないとして。
　べフォールの子供の一人に対する、トーマの態度は何なの！？。「俺の島に断りもなく・・」で始まる、一連の言動。いきなり因縁をつけるチンピラ同然。全然「俺のセリフ」じゃ無いよ。
それで議論に負けると暴力ですか！？。本当にチンピラだ。今期最悪の主人公認定。
　こんなクソ餓鬼に、考えも無く拳法を教えちゃいけないよ。
すぐ気に食わない事があると、手が出るようなバカ、見たくない。
　最後に、クックス＆アリスが登場。ゲルタ博士の資料が登場し、1960年8月17日生まれとな。2012年なので５２歳位ですか？、もっと若く見えましたが。

　久々に感想。
　あの人が、真矢の父親!!。まったくもって、想像もしてませんでした。相変わらず、ファフナーの親子関係には、驚かされるわ。
　今回は、ファフナー流には、お笑いの回。一息つくわけですな。パイロット達、学生組は泳ぎに行ったり。査問会が、井戸端会議か学級会の様相を呈したり。わけの分からないうちに、責任の所在が不明になり、日本文化の嫌な面を見せたり。次週からの、シリアスでシビアな展開を前に、今の内に笑っておくれ、と言う事でしょうか？。
　と言うわけで、島を離れる真矢父の科白から、次週以降は「人類軍VSフェステムVS島」の最終決戦編に突入の様です。物語りも佳境、いよいよ死者の山でしょうかね。
　最終的には、ED画面の３人しか生き残ら無いと思いますが。乙姫（島のコア）の寿命が残り３ヶ月だそうだから、生き延びても、その先に希望が無いのよね。もっとも、甲洋か総士が次のコアになるのかも。
　また、気が向いたら感想書きますわ・・・。

　葵VS綾香のエクストリーム対戦、スポ根ストーリーだが、今回も主題は、やはりマルチだ。格闘技の暴力性に疑問を持ち、どうして「殴り合う」のが楽しいのか？と問うマルチ。
　一方、女子エクストリーム決勝大会というのは、どうしてこんなにショウ・アップされた、商業主義に毒されてるのか？。そんな大会に、引率教師も付けず在校生を２名も出場させる（前シリーズによると坂下も葵と同じ学校）高校の課外活動指導はどうなっているのか？。と疑問に持った俺。マルチの方が、数段ヒューマンな視点か。
　いつの間に、琴音は格闘技通に！。去年の大会の顔ぶれとか、国体の話とかしてましたが、一年前は葵のマネージャーなんか出来る状態でなかったような？。超能力の悩みで、引き篭もり一歩手前。そんな精神的余裕が、あったのだろうか？。
　琴音の超能力問題はどこへ消えたか、今シーズンでは全く触れられず一度だけの回想シーンのみ。完全に、今シリーズでの脚本・展開にあわせ、キャラ設定が都合よく改変されてしまった代表が琴音だ。前シリーズの影が、全く見えてこない。マルチの失われた記憶（一応戻ったけど）より、琴音の消された過去の方が問題な感じがする。
　準決勝第一試合　松原×松本　と取り組み表に見えるが、葵はハシ本選手と？。パンチドランカーの症状が？。危険だ！。

　今回、不安だった作画が、結構しっかりしてて、格闘アクション・シーンも良く動いていたので、それは合格。
　多分、今回で「下級生」編は終了。次回からは、「同級生」（同学年生）編に突入。という事で、今後は葵＆琴音ペアは脇に廻るので、あまり気にするなと言う事かな。