冒頭をキノコ雲で始め、戦後史の話につなげる辺りは、
人狼のパクリだよね?。キノコ雲の後に「あの決定的な敗戦から十数年…」と始まるのが
人狼。キャプって比較などしないけど、モノクロ写真的な映像の連なりで、順次本編へつなげていく辺り、そのまんまな手法です。
その他。
正直、あまり感心しませんでした。
作画は、かなり強烈なパースの付け過ぎで、人もイカも動きがよく分りません。描かれている物が何なのかも、デッサン乱し過ぎで、観ていて見分けがつきませんでした。全体的に色使いは暗色系を乱用し、人物の表情とかも見分けが付かず、困ってしまいました。
またアニメとして動いている様で、実はハッタリの演出で誤魔化しています。物が爆発するシーン等をよく見ると、対象物が爆発で破砕される絵とかは無く、いきなり連続した赤い炎の描写に画面が占拠されてるだけ。3DCGを使ってくれた方が、まだ良心的だと思いました。
物語性とか、話の辻褄に関しては、もう
狂気の産物にしか思えませんので、あえて突っ込みませんけど。財閥解体に、何の物語的な意味があるの?。同じトンデモ戦後ネタならM資金や山下財宝の方が、まだ了解可能なネタでした。
個々の台詞の中にも、単語として、日本語がけっこう出鱈目なものもチラホラ出てきます。揚げ足とりになるので、細かくは言いません。
声優さんの演技にしても、かなり叫び過剰な上に、うるさい音楽が更にかぶって、何を言っているのか全く聞き取れない部分もあるなど。
ともかく不親切!。
正直、作っている人の自己満足なのでしょうね。このノリに付いて来れる人だけ見てくれれば良い、という製作側の態度がみえみえです。素の視聴者を理解させる気など、更々無い感じです。
やっぱ、私には駄目だわ。一応、ここまで付き合ったので、最終回まで観る予定だけど、保存やDVD購入は、全面パス決定。

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