さすが、脚本:倉田英之、監督:舛成孝二、以下
R.O.Dのスタッフ中心だけあって、良い仕事してましたねぇ。大いに感心。本と、つかみはバッチ・グーです。
いきなり弁当のシーンから入るあたりは、もう大絶賛!。
前の
R.O.D THE TVでの給食シーンもそうだったけど、食事(もの喰う)シーンが、こうも上手いのは作画陣の
匠の証明。特に、食べ物を口に入れる描写が下品にならず、自然に描けるのは、舛成監督のピカイチなところです。こういう細かい
生活感ある描写が、破天荒な倉田脚本と相互作用を起こして、無茶なんだけど、同時にリアルな世界を形作ってくれるのよね。
「アニメって、凄い」って、本当に思わせてくれる、良作の予感です。
さて後半、最大の見せ場。台風ゆりえ接近シーンでの
ジブリっぽさは、たぶん今後、賛否両論分かれるところでしょうね。脚本が倉田さんなんで、パロディを基調にした「
演出的な遊び」なんだとは思うけど、
初回から遊びが過ぎてるとも思われそうです。今後、「神の力」が発動するシーンで、どんな演出スタイルになるかによるけど、毎回パロディ色の強いものになる様だと、以後は微妙かな?。まあ、たぶん今後も、今回同様の
ジブリ調なスタイルを貫くとは思うのですが…。
でもって、一番
微妙だったのが、主役3人組の新人声優さん達の演技だった。特に、ゆりえ役の人には、不安感がかなり…。
R.O.D(OVA)の時は、最初の内は三浦理恵子さんには、電話以降は声を上げさせるだけで、意味のある台詞をあまり喋らせず、脇に根谷さんが付いてから本格的な台詞のやり取りをしてたので、三浦さんの声優としての経験不足分を見事にカバーしてたのですが、今回は3人とも似たり寄ったりで…。伊藤美紀さんの様な大物も配してますので、その辺は今後改善されるかと期待してます。
今回は画面に登場してない(?)けど、ゆりえの母親(?)役に伊藤美紀さんを配しているのは、これはもう倉田さん、某作品ネタを「やる気満々」と読みましたけど?。さて、どうでしょか?。
以上、とりあえず一回目の視聴後の感想。
後で見直して、たぶん追記するかも?。
追記:さっそく
公式の掲示板にて読子様、発見の報が!。
冒頭の昼休みのシーンで、クラスの後ろの方で、
良く似た女子が、本を読んでましたね。

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