読一のオタク生活２５年＋

　こうも、抽象的な夢の話をされると、完敗。
　夢分析の心理学みたいな、半ば以上こじ付けって言うか、解釈次第でどうとでも結論を付けられる占いの類になると、私は駄目。仮説に基き推論を展開していく、うちの思考スタイルとは、致命的に相性が悪いよね。こちらは見てる側で妄想して、考察を膨らませているのに、作り手側から、率先して妄想を垂れ流されると、屋上屋を重ねるというやつで、収拾がつけられなくなるのよ。
　その前提で、少しだけ考察を書くと…。

　今回は、レントンが源泉のトラパーに中毒して、ラリって幻覚を見ちゃう話。
　その幻覚に、以前に彼と一緒にコーラリアンに入った事で、精神活動にリンクを形成されているエウレカとアネモネも巻き込まれ、３人の悪夢がごちゃ混ぜになってしまった、という訳だ。
　「トラパー濃度８％」って言うのは、いわゆるコンパクドライブ生産等に利用できる程には、トラパー濃度が高く無いが、人が呼吸している通常の大気中に含まれるトラパーの濃度よりは、かなり濃い濃度なのであろう。ダイビングとかで問題になる、窒素酔いみたいな現象かな？。あくまで、PSとニュータイプにのみ発症する、と言う特異性はあるわけですが…。

　まあ、一つだけ確実な点は、レントン・エウレカ・アネモネ三者の精神構造が、コーラリアンの中で繋がってしまい、そこから脱出した現状でも、その状態が潜在的に続いているって事だ。
　つまるところは、恋愛も三角関係になるって伏線で、そのためレントンLOVEなアネモネに袖にされたドミニクは、レントンに殺意を抱いて…。と言った感じで、これまた火サスな展開とか？。