最終話。最後まで、何とか、付き合いました。
フジ放送の深夜アニメでは、
久々の快挙?。
残念ながら、総評としては、いまいち面白くなかったな〜。
最終局面で叛乱コンピューターと戦う、とかは、何処かで見た様な展開で、少々、呆れてしまった。
巨大コンピューター「
ワルキューレ」側の動機が、ちゃんと語られていないのは、その辺が突っ込み所だけに、残念?。地球が
巨大隕石の衝突で滅びたのだから、同じ隕石の接近で自転速度が変わった
獣王星も、この時点で滅びたら、因縁めいた話で面白いよ、という洒落で、星一つを滅ぼそうとしたのかな?。
何か、ザギとか、いつの間にか善人になってるし。地球滅亡の話は、既に予測に折込済みだったし、しかも、最近、割とありがちのネタ。
何と言っても、物語の最初の設定では、
何で双子だったのっ?、という点が積み残されているのが、残念過ぎ。何と言うか、その辺の作品上での意義みたいなのが、結局、分からず仕舞いで、呆気にとられてしまった。
例えば。死んだ、と思っていたが、生きていて、最終局面での兄弟対決とか?。叛乱コンピュータの人格モジュールの構築モデルが、ラーイで、「
復讐」の感情を芽生えさせ、叛乱する動機になるとか?。
獣王星に落とされ、早々に死んだ方が、人類の生き残りをかけた遺伝子操作を受けた子供の方で、トールの方は、実は自然交配で産まれた赤子で、政治家や科学者の陰謀めいた対策など、初めから無駄でした…てなオチとかね?。せめて、トールとティズの間に子が産まれ、その新たな人類の希望の子に、ラーイと名付けて終劇するとか?。
もう一寸、色々と、ドンデン返しや、〆のネタがあった様な気がします。せっかくの大きな伏線を、活かしきれずに終っちゃって、勿体ない印象。
正直、原作は読んでないけど、この程度の感じなら、往年の
萩尾望都先生や
竹宮恵子先生の少女マンガ系のSFマンガに比したら、まるで及ばずな印象でしたね。
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