ここに来て、主人公(
キョウと
リョーコ)周りは、やっと落ち着いた感じ。
その一方で、俄然、
シマと
シズノに、注目を集める展開。
この二人(と各
オケアノスの司令クラス)には、きっと実体があるな!?、と閃いた。
キョウ達は、生身の体をデータ(
幻体)に変換して、
サーバ内で暮しているけど、既に問題になっている様に、どうやって実体を取り戻すのか?、その方法が不明でした。如何に追い詰められた状況とはいえ、元々、人類が
サーバに退避する事を決めた時点で、何かしら復活の目算があった、と想像されますけど、それが語られていませんでした。
幾つか方策が講じられた、とは思うが、当然、極少数の人間の肉体を冷凍保存して、バックアップとして備えておく。というのは、在りそうな計画。それも、
幻体から肉体を持つ人類を復活させる前段階では、その準備作業も彼らが行い(彼等が先に目覚め、クローニングなりなんなりで、器になる人体を作り出したりして…)、
幻体データから人類再製を行う、まるで「
天地創造」を手伝った天使達の役割も兼務させ、その存在が無駄にならない計画ね。
そういえば、この
サーバへの退避計画を立てたのは、敵の
ナーガでしたが、
ナーガが神だとすると、彼を裏切って
セレブラムを作った「
天使」は、(魔王)
ルシファーという事になる。ちなみに、
ルシファーは、ラテン語の意で「
光を帯びたもの」らしいので、「
光装甲」やら「
光なき者」、「
光ある存在」という台詞にも、見事につながる感じです。
さて。その冷凍保存人間だけど、当然、精神や意識の部分は、データ分離されて、
AI用等の偽装肉体データに収納されて、あたかも
幻体同様に、
サーバ内外、
オケアノス内で振舞えるのでしょう。でも、保存処置をされているとはいえ、彼らには実体があるので、その経時劣化は避けられず、完全にデータ化された
幻体達より、残された時間はもっと少ない訳だ。
そこで、「
舞浜の施設には、あなた(シマ)の命……」By
イゾラ司令。
舞浜の施設が破壊され、
シマの実体を保存していた生命維持装置の電源が落ち、彼の肉体は急速に崩壊し、残り寿命は非常に少ない、という事でしょうか…?。
本物の
舞浜サーバは、月面にあり。
「
かつて、人類は月に総攻撃を懸けた」という事で、第1話冒頭の戦闘は、そのシーン。そうすると、「
最終作戦」の目的地は、どうも月面とは違った様ですね。
サーバ内と、
アルティール・コクピットでの、
リョーコのギャップ。
戸惑う
キョウが、思わず「
また明日も、会えるさ!」と言ったのが、
リョーコの
ウェット・ダメージの原因、その一。
サーバに帰れば、感情のない方の
リョーコとは、直ぐに会えるのに、
サーバでの自分は「恋人としての
リョーコ」として、
キョウに認めてもらえない、との言外の意に、不安になってしまったかな。
リョーコの
ウェット・ダメージの原因、その二。
ミナトさんは
キョウを責めていたけど、実は、原因を与えたのは
シズノか?。
「
でもね。私は、今も好きよ。キョウのことを…。」
この言葉で、感じてはいないけど、潜在的に
リョーコは傷付いちゃったか?。もし、そうなら、感情が少し戻り始めている、よい傾向?。
デフテラ領域内の空間。
赤い世界に、雷。大気がイオン化してるのかな?。
ミサキ・シズノには、かつてオリジナルの存在がいたらしい。あるいは、この先、物語のキー・パーソン?。
今週のミナトさんコーナー
同じ騙された相手といえど、
シズノに対しては睨む目つきをしたが、
シマに対しては責められず。でも、流石に、電車の中では彼の隣には座れず、向かいの席に座ると…。微妙な乙女心だね。
次週予告では、
ゲーム版のキャラも登場です。

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