今期からの地上派放送が、初視聴。
「
勇者ライディーン」は、子供時分に見ていました。その後の再放送も、見ていた覚えあり。但し、当時はビデオ・デッキやテープも高価な時代で、我が家にも家族共用のデッキが1台だけで、録画見という贅沢は出来なかったので、結構、見れていない回があり、記憶も断片的です。
「
超者〜」の方は、全く見た記憶がないので、全然、見ていないのでしょう。
さて。
OPは、到底ロボット・アニメとは思えない、構成、演出。一瞬、他のギャル・ゲー・アニメと録り間違えた?、と思ってしまった。
でも、凄く良いよー。
とても気に入った。
少女の表情の変化や、ポートレート調の見せ方とか、流石、
本郷監督。音楽のテンポに合わせながらの、お着替え360度ターン・シーンは、電撃が走ったよ!。
また、背景などに、常に季節感のある事物を配しているので、OP映像からも物語性が読み取れるのも良いね。
春、桜の季節に出会い。夏、タンクトップや水着姿で無邪気に笑みを浮べる幸せそうな少女が、晩秋、木枯らしの中、旋風になって、その姿を消失させている。そして、小雪降るベンチで、一人、主人公が物思いに耽る姿があり。ラストには、悲恋を予期させる。そのせつなさも、素敵(360度ターンは、まさに、その集約)。
もう、これだけなら満点!、という素晴らしいOP。
それ以外でも、キャラ作画は、全般に良好ね。
OP少女も、
ZEGAPAINの
ミサキ・シズノっぽくて良い。一方、隣席の幼馴染娘は、
カミナギ・リョーコ的ポジションで、人物配置も定番ながら、悪くなさそう。そういや、主人公君も“
生徒会長”
司令っぽいよね。
母親役の
紗ゆりさんは、同じ
本郷監督作品“
星方武侠アウトロースター”での「
黄昏の鈴鹿」役が良かったので、今でも記憶に残っている声優さん。人物関係が、旧「
勇者〜」に準拠なら、今後、大きな役割を果す人物(
古代ムー帝国のお姫様だよね?)となるので、期待大。
一方、ストーリーの仕立てと、3D作画は、いまいちだったな。
特に、ヘリの墜落位で、全体が決壊するダムはいただけない。手抜き工事にしても、弱すぎ。
また、同部分の3D作画には、少々適当感が漂ってて、迫力、薄いな〜。
今シリーズでも、「
フェード・イン!」って叫んで、主人公が空中を飛んで、ロボットの操縦席に吸い込まれたりするのかな?。
本郷みつる監督なので、出来の良し悪しの差が激しいのだが、波長が合えば、面白いはず。
暫時、様子見。
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