読一のオタク生活２５年＋

　前半が終了し、総集編。
　でも、結構、新作映像も多いし、OVAの映像も入る濃い目の内容。

　ウェンディのモノローグをバックに流して、破壊された遺跡様の図は、以前に見ていた時には気付かなかったのだが、第二次アヘン戦争で英軍などが破壊した円明園遺址だ！。今頃、やっと気が付いたよ〜。

　OVAシリーズ裏事情が、ここで明らかになる！。

　この回から、新ENDING。

　つくづく、裏をかかれるなぁ〜。
　漂流するのはアルトとシェリルの二人と読んでいたのだが、ランカの方でしたかっ！。初代劇場版マクロスなどでは、漂流サバイバル行で一緒の相手が、そのままENDINGフラグなので、ランカENDですか？。

　最後に登場した第一世代型マクロス艦は、これまた、この星（ガリア４）に仕掛けられた監察軍のブービー・トラップという事ですか？。

　原作小説等は、未読。
　アニメ第１期はDVDで観ました。その第１期に対する個人的な評価は、正直、さほど高くなかったので、第２期は、その存在を知りながらも放置していた。
　今回、地上派TV放送開始、という事で、この機会に視聴してみるつもり。

　それで。第１話を観た印象では、やはりハードなミリタリー系アニメ、というよりは、SFだな〜。

　それにしても、非武装の難民を虐殺しようとする、相も変らぬ古典的な「残虐な軍人」が悪役で登場するとか、この辺に日本の軍事系アニメの、発想の古臭ささを感じますね。ジェイムズ・H.コップの「シーファイター全艇発進」の敵役ベレワ将軍や、「攻撃目標を殲滅せよ」等のマカラ・ハーコナンの様な、主人公も敵に一歩の理を認めざるを得ない、魅力ある敵役を配することができないのが、この分野で十年は遅れている、と思ってしまうのよね。

　視聴は継続。


http://www.tdd-1.com/

　最終回。

　まあ最後は、ハジケてはいなかったけど、それなりに纏まってました。
　ストーリーの部分は、元々がB級テイストなので、こんな感じで十分でしょう。そこそこ、予想以上に楽しめましたし。

　デテェクティブ・ストーリーとガン・アクションが主の作品の割りに、その辺での目の覚める様な作画神回がなかった事と、女体描写やエロス表現が多用された割りに、リビドーに直接訴え懸けてくるような官能美が薄味だった事が、勿体無いかったな。その辺、キッチリ大人向けに作ってくれていれば、B級エンターテイメントとしては、合格だったのですけどね。

　結局、B級には、いま一歩およばなかったC級作品。それでも、普通レベルには達していましたので、また、こういうアニメが制作されても好いように感じました。


http://anime.biglobe.ne.jp/crystal-blaze/