いよいよ、激しい展開になってきた。
エリンは、
リランが自由に生きてゆく為に、自ら意図して叛逆者への道を歩み始める。
闘蛇と
王獣、その両方を操る術を会得した
エリンは、伝説の初代
真王を超え、(理論上は)無敵の存在となる訳ね?。
実は
霧の民は、国家の飼育する
闘蛇と
王獣の数と飼育方法を影からコントロールする事で、歴史の裏から人類の発展を管理してきた、闇の一族だった訳だ。
人類がコントロールできない
闘蛇や
王獣に関する、新たな技や知識を見出した者は、人類全体の幸福の為と称して、多分、容赦なく暗殺して来たのだろう。そう考えると、四年前の
ジョウンの病死や、
エリンの実の父親の死も、
エリンや
ソヨンに深く関った事で、知ってはいけない「秘密」に気付いてしまったと認識されてしまったが故、
霧の民に毒殺された可能性が出てきたな。
どうも作品テーマ的には、「
闘蛇と
王獣」は、核兵器とか劣化ウラン弾とか、人類が自らコントロールし切れてない軍事テクノロジーを表現している印象を受けたよ。

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