結局 最後は、想っていたほど、面白くはなかったなぁ〜。
三谷脚色は、日常に潜む、ある種異形なユーモラスさを大げさにみせる事で生じる笑いが主なので、この手の冒険活劇とは、やはり相性がよくない。
結局、父の仇討ちもさせず、いきなり反戦思想が出てきて、最後は物語が始まる前と状況があまり変わらぬまま、終劇。しかも、脈絡もなく
バッキンガム公が生き返ってくるオチとか、猿と猫の間に子供ができる唐突で不条理な展開とか、脚色の
三谷氏独特の
NHK教育ドラマ、アニメ等全体へのアイロニーなんだろうけど、これまた古臭く時代錯誤な感覚が透けて見えて、その辺もガッカリでした。
それと人形劇としては、演出家の意向なんだろうが、全般に人形の動きが派手に見えるよう大げさに動かすものだから、どうしても雑に感じた。
http://www.nhk.or.jp/sanjushi

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