初めての台東道場での審査が終わった。
審査のひと月半ほど前、審査にうちの人が一緒に行けるかどうか聞いてくるように子ども達に言って、次の稽古で結果を聞いたら・・・反応なし。
うちの人が一緒に行けない、では無く、答えがない。
私の言ったことの意味が解らなかったのかと思ってもう一度聞いてくるように言った。結果は同じだった。
聞くのを忘れたのか、聞いたけど答えが無かったのか、聞いたその答えを忘れたのか、マッタクモッテワカリマセン状態だ。
私はそんなに難しい質問をしたのだろうか。
そんな状態だったので、おそらく保護者同伴の子どもはあまり居なくて台東道場まで引率の必要があるのだろうと思い、駅で集合して一緒に行くことにした。
審査直前の稽古のとき、念のために保護者同伴で行く子どもに手を上げさせたところ、ほんの数名だった。
やっぱり、引率の段取りをして良かったのだ。
(と思った)
さて当日駅で待っていると、やって来た子どもは1名だ。
しかもその子も、帰りはお母さんが迎えに来てくれると言う。
つまり結果は、審査でがんばっている子どもの様子を、全員の保護者の方に見てもらえたという事なのだろう。
子どもにとってはそれが大事なことだ。
お父さんやお母さんの『がんばったね』という一言があれば、審査はそれで十分だろう。
絵に描いたような『結果オ−ライ』だが、
少年部の審査会は本来そうあるべきだと思う。
わかった事が一つ。
次から引率の必要はない、という事だ。
それにぼんやりと、私の空振り感。
でも、天気が良かったから、ま、いいか。

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