道場で義援金を集めることになった。
何年か前新潟地震のときもやったが、そのときは思い至らなかったのだが、今回は子ども達にも義援金の仲間に入ってもらうことにした。
自分のこずかいから、自分も協力したいと思う気持ちをこめて出してもらう。
少しでも罹災したひと達の力になりたい、日本中がそういう気持ちになっているときに、子どもがその埒外にいてはいけないと思うからだ。
今、大変なことが起こっている。それは子どもも知るべきだろう。
みんなが協力し合える喜びを実感として体験することも、とても大事なことだ。
義援金の話をしたときの少し驚いたような子ども達の真剣な面持ちは、手ごたえのある、いい顔だった。

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