何度か登場したマイティ小学生が、先日の日曜稽古のとき、はっきりと分かるほど元気が無い。
道場に来て挨拶のために私のところまで歩いてくるとき、首がうなだれ加減に傾いている。
その表情は13日の金曜日が、たまたま仏滅だったと言うような顔だ。
『元気ないな、具合でも悪いのか?』
『・・・・・・・』
表情はそのままで何か答えたが、ほとんど聞き取れない。
『そんなんで稽古をすると、怪我するぞ』
『はあ−』
と、そういったように口が動いた。
出がけに怒られたとか、なにかあったのだろうか。
この前の稽古のときに私に怒られたのが尾を引いているのかと思ったが、
それほど記憶がいいとは思えない。(笑)
なにがあったらこういう風になるのだろう。
わたしの想像力では、届かない。
…青菜に塩、と言うのはもうすこし元気のある状態の事だろう、多分。
今年この子は中学生だ。
手ごたえのあるマイティ中学生になることだろう。
その次の稽古では、稽古
前だけが飛び切り元気という、いつものマイティ小学生に戻っていた。

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