稽古日誌（少年少女部）

去年のいつ頃だったか。
いつもの通り日曜日の稽古が始まってしばらくすると見学らしい人が道場に入ってきたのが目の隅に見えた。若い二人連れだ。いっしょに少年部の指導をしているＷさんが応対している。いつものことなので、私は稽古の方に集中して任せる事にした。だが、すぐにＷさんがそばに来て『ユウとナオですよ』と知らせてくれた。なんだか状況をつかみ切れないまま本人達と話をすると
『久しぶりに見学にきましたぁ(^.^)』とシゴク明るい。
確か男の子高校３年生、女の子中学２年生の、以前この道場で稽古をしていて（その頃はそれほど仲よしだった印象はない）今は退会している･･･若いカップルだ。さらに聞いて見ると、ユウの弟と、ナオが同級生だそうだ。でもやっぱりなんだか状況をつかめない。
結局二人はにこやかに最後まで稽古を見て
『ありがとうございましたぁ(^.^)』と爽やかに帰っていった。
でも、ま、やっぱりうれしいよね。こんな風に来てくれるのは。しかも、卒業生同士で仲良しなのも。

･･･で、あれってデ−トだったのか。な。

今度来る時は道着持っておいで。