このボ−リング大会では、ボ−リングの経験がない子どもがほとんどなので、レ−ンの両側に低い壁をセッしてもらって、普通に投げていればどうやってもガタ−にはならない仕組みになっている。
ところが中学生のグル-プのレ−ンで1投目にガタ−のマ-クが付いているのを見つけた。しばらく見ていると、わざとジグザグに転がるように投げてガタ-を狙っている。これはこれで難しいと思うが、なかなかやるものだ。
聞いてみると、投げる前に倒す本数を決めてそれを狙って投げていると言う。
順位表彰の対象は1ゲ−ム目の成績という決まりなので、2ゲ−ム以降でそう言うル−ルを編み出したらしい。
これはこの子達の発展性なのだろう。
正直、オフィシャルなル−ルの中で自分の技術を伸ばす、という発想の方が受け入れやすい気もするが、こういう遊び方も面白い、という気もする。
うっかりストライクを出してしまった子どもが、『しまった−』と言う風にあたまを抱えるリアクションは、笑えた。
好意的に見れば、もっと難しいものを求めているという事だろう。
次回からは、ガタ−ありのレ−ンも考える必要があるのかな。

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