思うところがあって今回の審査前の時期は、いつもより少し早めから審査課題を中心に稽古をした。一定期間稽古したらみんな同じように進むとは限らない。それには個人差があって数字を並べるようには行かない。そんな中で、できないなりに粘り強い良い稽古をするところが見える子どももいて、これこそが審査の効用だろうと思う。結果としての合否はさほどの事とは思えない。
現実は、色んな意味で少し違うようだが…。
審査は本来技量の進み具合の確認をするためか、もしくは稽古の身近な目標としてあるものだろう。そういうものに少しでも近づけたいと思って、滝野川少年部では少年部昇級規定を改訂しようと考えている。そのために今回はみんなに審査を受けてもらって、小さいけど新たなスタ−トの予定だ。

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