演武会前の最後の日曜日の稽古も終った。
いつも水曜日しか稽古に来れない小4男子が来ていた。
この子が演武会で子ども先生をやる。それでいつもは来れない日曜日に来たらしい。
ちょっと嬉しい反応だ。
だがみんなで動いてみると、団体演武に対するみんなの気持ちがそろうのが難しいのは変わりない。
『何でこんな事やるの』的な空気は、なかなか拭い去れないものだ。
それがこの日おとなの皆さんのご好意で場所を全面空けていただいて、みなさんが見守る中何度か全ての動きを通してやってみると、今までとは違う空気になったのをはっきり感じた。何かが子ども達の気持ちを変えたのだと思うが、それは人の目なのかも知れない。見られているという事に子どものセンサ−が反応したのではないだろうか。
勿論、そういうセンサ−がまだ発展途上の子どもも居るので、100%にはならないのだが、明らかに大きな違いがあった。声も良く出ているし、子ども先生も上手に動いている。
過度な期待は抑えつつ、本番に向けて楽しみが出来た。

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