稽古錬成では滝野川は全員第2部に出る事にしていた。
第1部が錬成中、2部はアリ−ナの端で待機している手はずだ。
するとある子どもが私のところに来て、2人が席に戻ったけどいいんですかあ?と言ってきた。『?』と思って観覧席まで見に行くと、なんと女子2人がお弁当中だ。
1人はから揚げをほうばっているところだ。(笑)
『お前たち、どうしの????』待機しているように全員に連絡しておいたので、それを無視してこうなるとは思えないので訳がわからず聞いてみると、他の先生に3部に出るように言われたと言う。この2人は6年生と中1なので、その先生は3部に出るべきだとお考えになったのだろ。しかし、本道場からの案内には『学年で分けてはいますが、・・・違う部にも参加できます』と、学年での部分けが必ず守らなければ行けないものではなく目安である旨のことが書かれている。合気道を始めてまだ間もない中学生もいるはずだから、考えてみれば当然のことだろう。
とまあ、そんなことはあったが、2人をアリ−ナに連れ戻して予定どおり全員第2部で稽古錬成を終えた。
しかも、
全員が知らない人との組み合わせで稽古をした様だ。
これは初めてのことだ。これは予想以上だった。
和の武道である合気道の世界に、ごくごく小さな一歩を出せたのだと思いたい。
まずは、GOOD JOB!

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