早いもので今年も半分が過ぎた。遅れ馳せながら、昨年の子ども達の後ろ受け身の成果と、今年の今までの様子を報告したい。
昨年の稽古納めに際して、一年間の子ども達一人一人の後ろ受け身の回数を集計し、その回数の認定証を作成。名前、年号、その回数を書込んだ記念品を添えて、一人一人に授与した。
最も回数の多かったのは、一番稽古熱心だったM.Y.の2590回。入会して間も無い子でも250回もやっている。認定対象者17人中2000回を越えたのが5人。1000回を越えたのが12人もいた。いやはや、大したものだ。
面白い事に、その回数に一番驚いたのは、子ども達自身だったようだ。記念品も子ども達に好評だった。今年も認定をやるつもりで、記録を付けているが、メンバ−も増えていて、今年から水曜日の稽古も私が担当するようになって、両方の回数を集計するので、昨年とは上位の回数を残す子どもは大幅に変りそうな様子を見せている。日曜日の稽古にしか来ない子どもは、この時期に入会した子にも届かないかもしれない。昨年最高回数のM.Y.は、おっとりしているが根はかなりの負けず嫌いなので、結果を知ったらどんな顔をするだろうか。
(M.Y.は、日曜日しか来ていない)
この道場の少年部の受け身の稽古は、初めの頃、参加人数が少なかったので、一人一人が10を数えながら全員に回るまで受け身をしていた。つまり、その日の参加人数×10回だ。12人来た時は、120回だった。(120回は、きつい)
その後、そのやり方が、子ども達の気分的な負担になっているらしいという意見があって、やり方を変更した。参加人数が増加傾向だったこともあって、ある日の稽古で、『何人来ても受け身は50回』と発表すると、みんなの反応は、『やった〜』と大喜びだった。朝っぱらからやる受け身が50回だというのもそうとうなものだが、子ども達の気持ちと身体がそれだけ強くなったという事だろう。私は、感心するやら、おかしいやら。なんだか嬉しくなってしまった。
…この調子で今年もやるよ

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