オリンピックが終わって世間も落ち着くかと思われたが、今度は総裁選というショウの始まりだ。
一体いつになったら落ち着きをもって方向性のある政策が実行されるのか。
この上、年内解散などというのは責任を投げ出した福田康夫と同じ無責任さだ。
かといって、ばらまきのあげく赤字国債というのはもっと最悪。
消費税に言及するのは無駄を徹底して排除し、政官が身を削ってから言うべきことで今いうのは理解されないだろう。
知事の石川君が「政策が国民に受け入れられないのは信頼感がないからだ」として「早く解散総選挙をして国民に信をとうてほしい」とまるで他人事のようにいったそうだが、自分は信頼され受け入れられていると思っているのだろうか。
「静岡空港で120万〜130万人の地方便利用を見込むことを過大とは思わない。」(石川嘉延)などと県民をだまし、その上、空港関連の県収支は黒字といいながら赤字確実の状況。
最終的にはこの詭弁をもって強権的手法で土地を取り上げ謝罪もなし。
とても信頼できたものではない。
さらに、上が上だから当然のその下も信頼できたものではない。
はっきり言ってトップ以外には意思も信念もない。人形のようなものだ。
言われた目的のためには手段を選ばないし、善悪もない。
その人形を信じれば最後は裏切られることをしっかり踏まえて対峙しなければならない。
我々は実に多くを学んだ。
役人の独特の価値観、体質、思考パターン。
未だ変わらぬ保身と隠ぺい体質の上にあって信頼を失う県政。
市民運動もこれから新たなる時代に入るだろう。