「早くも搭乗率保証に赤信号、開港初日のご祝儀搭乗加えても68.5%」
静岡空港
開港一番機のほぼ満席の福岡便を加え、開港初日の福岡便では何とか
搭乗率保証の70%を1.1%上回った静岡空港。
今日の報道で明らかになった、ご祝儀搭乗の開港日含む4日間の福岡便(欠航便除く)搭乗率は
68.5%。
スタートダッシュで貯金どころか早くも借金生活。
県は、JALに保証している70%の搭乗率は達成可能といい、保証は「まさかのときの下支え」と説明したが、開港するや「まさか」の赤信号が点ったわけであり、これ以上の県民負担を生じさせないためにも早急な見直しが急務であろう。
立木のときのように責任逃れのためにのらりくらりとして、つけを大きくしてから県民に回すのは止めてもらいたいものである。
もっと問題なのは、このような重要な情報を県が県民に明らかにしないことだ。
県のホームページから得られるのは、
日ごとの空港入場者数、国内線トータルの搭乗者数、国際線トータルの搭乗者数、という程度であり、路線ごとの情報は公開していない。
都合の悪い情報を隠したい気持ちの現れだろうが、県民不在を象徴している。
彼らの判断基準は県民が何を知りたいかではなく、県民をどのように誘導するかでしかないということだからだ。
しっかり染み付いた隠蔽体質、御都合主義。
これを、あたりまえのようにやっているのだから、本当に役人は手強い。