昨日川勝の定例会見があったが、記事になったのは毎日新聞の
「利用者数「13年度に70万人」 知事、目標撤回」というタイトルの記事くらいで、実際、中身がない会見だった。
実際ネットで会見を聞いたが空虚な言葉の羅列でしかない。
政治家のことばが行動と一致しないことが公然となって益々空しい感じだ。
無為が続いて悪化の一方の経済雇用情勢。
地域医療・福祉も好転の兆しも見えない。
農などの一次産業に期待という川勝の弁も空しい。
唯一記事になった、知事が現実に即した予測としてと自負する2013年度に空港利用者70万人という予測についても、
「川勝知事は「現実に即した」数字だと説明したが、「70万人」では空港は赤字経営を脱せず、県財政を圧迫し続ける事態を意味する」(毎日新聞)と書かれているとおり、依然として何のための予測かまったく意味不明(
http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/698.html)。
そもそも、収支均衡の目安が100万人だとして、その100万人を超える需要があるから空港を造っても負担はないと言っていた前知事の方が(その真偽は別として)理屈としては理解できる。
道理を欠いた目標は必ず独り歩きするものだ。
現在でさえ年間40億の税金投入で空港を支えている実態があるのだから、最後は70万人のために税金丸抱えのチャーター便をあと20万人分飛ばそうなんてこともあるかもしれない。川勝にとって、空港はしょせん収支度外視の聖域なのだから。