アメリカの結婚事情…当初衝撃的だったのが、ウェディグ・レジストリーというシステム。
カップルが結婚のお祝いに
もらいたいものを特定の店の商品から選んでその店にリストを登録しておくと、お祝いしたい人がその店から買って結婚祝いのギフトにしてくれるというもの。
「自分たちがほしい物を登録して、それをもらう」
という考え方にびっくりしました。建前上、お祝いって「もらうこと」を期待するものではなく「わあ、何かいただいた!ありがとう!」というものだと思っていました。
が、こと結婚に関しては、どうしたって、お祝い(日本だったら結婚式のご祝儀という形のほうがが多いですが)をいただくことになる。もうこれは決まりのようなもので、それなら、本人たちがほしい物をもらうというのは、あげる側にとっても喜んでもらえてとても合理的なのでは?と、私も何度か経験してみて(もちろんあげる側です)考えるようになりました。実際、自分の時を振り返ってみると、会ったこともない親の知人から贈られた正直に言って趣味の合わない食器類……実は、捨てるわけにもいかず、アメリカへの引っ越しにもついてきたのでまだ食器棚に入っていますが、この25年で何回使ったか…という程度です。
それに、このシステムでも、べつに一人ひとりに「これを買ってください」と言うわけではなく、ほしい物を大小さまざまリストアップしておき、相手は、個人であるいはグループでそのリストの中から各自の予算や希望に合ったものをこれまた選ぶ、ということになるのでお互いwin-winというか、とてもよくできているのです。
大抵の場合、結婚する、という話が出回るとギフトを贈りたい人がカップル、もしくは親族に「レジストリーはどうなっているの?」と聞きます。もしくは最近だとネットで本人たちの名前を入れて検索する!いまどきの店はほとんどオンラインストアも展開しているので、レジストリーはオンラインが主流のようです。ほんの数年前までは、贈りたい人が直接、カップルが登録した店に出向いてそこで紙に書かれたリストを見ながら選んでいたのですが…あっという間に時代が変わりました。とにかくカップルは招待状を出すまでにはレジストリーを済ませているので、その都度、店の名前を告げるだけでいいわけです。
そこで問題。みなさんが注文してくださった新郎新婦への贈り物はどうなるのでしょう?
ここが驚き…というか我が家の場合は少々問題…!?
プレゼントは、どなたかが注文してくださったその都度、五月雨式に指定の住所、つまり花嫁の実家つまりココ!に届けられます。毎日、仕事から帰宅すると家の玄関の前にダンボールがドーン、ドーンと積み重なっている日々が続きました。こちらの宅配便は、大抵玄関のベルさえ鳴らさず玄関前に放置、というパターン。そういえば、ブログに書くタイミングを逃しましたが、この冬、Costco のオンラインで購入したテレビが、同じ番号で違う通りの住所に届けられ、そこのご主人は「テレビが届いた!クリスマスプレゼントかな!」って大喜びで開けちゃって、中の送付状見てガッカリ…我が家へ連絡してきた…という事件がありました。ここと比べたら日本の宅配便サービスは神!
話がそれましたが、とにかくドーン、ドーンのダンボール場合によっては一人で運べない大きさ、重さが毎日積み重なっていくので嬉しい悲鳴です。一番最初に届いたのがキングサイズのベッドフレームで、もう泣きそうになりました。先日、マリッジ・ライセンスを受け取りに帰郷した二人が贈り物の山に取り掛かりました。

ドーンドーン、せめて平行に並べてくださいよ。。。UPSさん…

大きなギフトラップに入っていたのは鍋のセット

食器一式

きゃああああ!これは! 自分で選んだと言ってもオンライン注文なので、実物を見るのは初めて!嬉しいです。

made in Japan の魚型シルバーウェア!素敵〜
そして二階にも。

すごーいい!

開けて開けて

開けまくる。箱のなかに一人ひとりからのメッセージが入っています。
文字通り贈り物の山を見ながら、この子たち愛されてるなあ、としみじみシアワセを噛みしめる母でした。ありがたいことです、本当に。
そして、開けるだけ開けたプレゼント。やはり結婚のお祝いは結婚してから使いたい、と。もとより今のアパートにこんなたくさんのモノが入るスペースはとてもなく、8月に新居へ移るまでずっと我が家に据え置きです

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