世界一の歴史を誇る長距離自転車ライドPBP1200km。
(動画のインタビューで、参加人数で世界第三位のイベントと言っていたようだけど、こちらは未確認)パリを出発して、90時間以内に西海岸の町、ブレストまで走り抜け、またパリに戻るという
物好き超人的な、この
お祭りイベントに出かけたオットですが、
PBPの公式サイト情報によれば、オットの通過情報は…
est passé le 21/08 à 19h57 à TINTENIAC (4)
est passé le 21/08 à 15h07 à FOUGERES (3)
est passé le 21/08 à 08h58 à VILLAINES (2)
…となっており…でも地図も出てないし、時差もあって、正直訳がわかりません。とりあえず、まだ時間制限に引っかかって失格!ってことにはなっていないようですね。去年の
バンクーバー島1200kmは80時間ちょっとで完走できたものの、3年前の
ロッキーマウンテン1200kmでは、見事この時間制限に引っかかって途中のコントロールポイントで失格になっています。その時は寒さが敗因。去年は寒さを新聞紙で乗りきって完走でした。今年のフランスも異常気象で8月としてはあり得ない寒さだとか…。
一応完全防備で臨んだはずなので、まあがんばってほしいところです。時間制限さえなければ走りきれないことはないはずだけど、プレッシャーかかるからねー。
制限時間を90時間と書きましたが、これはオットがエントリーしたカテゴリー。80時間とか85時間とかのカテゴリーもあり、それぞれ出発時間が違います。なにしろ5300台超の自転車集団が国土を横断するんですから、時間差でもつけないとどうしようもないですよね。
もっとも、そういう大多数の集団とはレベルの違う一団も存在するわけで、過去2回1200kmのブルベで光栄にも一緒に走らせていただいている、世界最速のうちの一人B氏なんかは、驚くべきことに50時間台で1200kmを走破してしまいます。何故そんなに差が付くか、というと、もちろんスピードが速いからなんですが、スピードが速いということは、走行時間が短い、走行時間が短いと休憩時間も少なくて済む。他の人が3回仮眠を取るべきところ、仮眠1回で済んでしまうのだ…とか。初めてこのしくみを聞いたときは目からウロコが落ちました。超人です。しかも、彼、うちのオットよりも軽く20歳は年上のはず…。しかも、彼はそのイベントの前の週に別の1200kmを走りきった、なんてこともしてたりして。…普通のおじいちゃんに見えるんだけど…
とにかく、5400人のスゴい人達が今頃フランスで完走を目指しているんですね。拍手拍手!

PBP1200kmの公式サイトより。
フランス語と英語のチャンポンで泣きたくなるサイトですが、
WEBTVのページから写真を見つけました!ド真ん中にオット。ただし後ろ姿(笑)。

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