2010/6/2  23:25

Gleeベスト(つづき)  海外ドラマ:フレンズ他

昨日の続き。

3位 Lean on Me (10話) by Glee部

この歌もともと好きなんです。Gleeって、やけに80年代のヒット曲が多いですよね。今の若い人より、私の世代に合わせてあるのかと思うぐらい(笑)。特にフィンは、どうしてあんなに古い歌が好きなんだろ?シャワーで歌うのがREOスピードワゴンの「涙のフィーリング」...あんたいくつ?

高校生の身で子供ができてしまって、いろいろ悩んでいるクインとフィンにGlee部が捧げた歌。「ぼくに頼っていいんだよ、そのうちにぼくも、誰かに頼らなきゃならなくなる時が来るだろうから」。Glee部の合唱の中では一番好きです。やっぱり、ストーリーと繋がっているからかな。

余談:そういえば、昨日書いたマドンナの「Papa Don't Preach」の歌詞で、「I'm keeping my baby」の「keep」というのを、私は今までずっと「中絶しない」という意味に取っていたのです。でも、クインは「keep」を「養子に出さない」という意味で使っていて(中絶のことは最初から考慮にも入っていない感じ)、「あ、そうか。そうだよね」と思ったわけです。

2位 Maybe This Time (5話) by エイプリル

ゲストのクリスティン・チェノウス演じるエイプリルが歌う、ミュージカル「キャバレー」のナンバー。クリスティン・チェノウスは「Wicked」のグリンダのオリジナルキャストなんで、私は「Wicked」のCDで毎日のように彼女(とイディーナ・メンゼル)の声を聴きまくっているのです。

エイプリルは、シュー先生の高校時代のGlee部のスターで憧れの先輩。もう30代なかばなのですが、レイチェルに辞められて困ったシュー先生が、エイプリルが単位不足で卒業していないのをいいことに「復学」させ、Glee部に入部させます。Gleeの登場人物の中ではまともそうに見えるシュー先生ですが、結構ムチャをするなあ(笑)。

スティーブン・コルベアが昔出ていた「Strangers With Candy」というComedy Centralの番組を思い出しました。(40代の元娼婦が、人生をやりなおすために故郷に戻って高校に復学するというブラックコメディ。スティーブンは隠れゲイの教師役。)

高校時代はスターだったエイプリルも、ブロードウェイの夢破れて今はアルコール依存症、いろいろとトラブルを起こします。でも、だからこそ「誰でも勝者を愛するもの、だから私を愛してくれる人はいない...でも、もしかしたら今度こそは」というこの歌は、何度も禁酒の誓いを立てては破ってしまう彼女の境遇とあいまって、なんとも心を打つのでした。カートが「ほろっ」と涙をこぼすのが、実によいです。

私、昔は歌を聴いただけで泣けるっていうのはイマイチ理解できないと思ってたのだけど、今はミュージカルの歌でしょっちゅう泣いてしまいます。歌詞がよく理解できるようになったからか、それとも年のせいで涙腺が弱くなっただけか...

ひとつ残念なのは、途中でレイチェルの歌がはさまることですね。レイチェルの歌は好きですが、このナンバーはクリスティン・チェノウスだけで聴きたかったような。レイチェルはGlee部を辞めて、学校主催のミュージカル「キャバレー」の主役をやっているという設定で、「成熟度」が足りなくてこの歌にエイプリルほどの深みが出せていない...というところを表現しているシーンなので、しょうがないのですが。

確かにレイチェルの「キャバレー」は健康的すぎて面白みに欠けるのですが、16歳だもの当たり前。そもそも、高校の演劇で「キャバレー」って、演目の選択がおかしいだろう。

つくづく、マッキンリーって変な高校。

1位 Don't Rain On My Parade (13話) by レイチェル

レイチェルがSectional(地区大会)で「切り札」として歌った、「ファニー・ガール」からのバーブラ・ストライサンドの持ち歌。この題名は「パレードに雨を降らせないで」と訳してあることも多いけど、やっぱり「私のパレードに雨を降らせないで」としないと内容が伝わらないような。「4歳の時から練習していた」というだけあって、まさに「これぞレイチェル!」な歌です。「私のパレードに雨を降らせていいなんて、誰が言ったの?」(笑)

そういえば最近のエピソードで、レイチェルは自分の名前の由来について「パパたちが『フレンズ』のファンだったから」と言っていました。うう、「フレンズ」が始まってから生まれた子供がもうあんなにでかいのか...(ため息)まあ、Gleeの初回の設定が2009年でレイチェルが16歳とすると、少なくとも1年は矛盾するのだけど...わずかな差だよなあ。

しかし、レイチェル(リア)がすごいと思うのは、これほど「私!私!私!」な歌を力いっぱい歌い上げていながら、どこかに可愛らしさというか、ユーモアというか、いい意味での「隙」を残していることです。息苦しさがない。

しかし、Sectionalでこんな「レイチェルの集大成」みたいな歌を出してしまって、これからGlee部はRegional、州大会、全国大会と進んでゆかなければならないのですよね。果たして、これ以上のものが出せるのか?

この5曲以外では、Gleeでは初の純粋な「ミュージカル」シーンと言えるメルセデスの「I Bust the Window of Your Car」(チア部のダンスがGood)、ティナちゃんの「True Colors」がよかったかな。あと、レイチェルとフィンが初めて歌ったグリースの歌と、レイチェルとシュー先生の「Endless Love」は、レイチェルに対するフィンとシュー先生の怯えっぷりが笑えました。レイチェルって、ラブソングをデュエットすると条件反射のように相手に惚れてしまうような?

14話以降では、サンタナちゃんがカッコよかった「Bad Romance」、ニール・パトリック・ハリスとシュー先生のデュエット「Dream On」、イディーナ・メンゼルの「I Dreamed a Dream」が好きです。
タグ: Glee




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